内科とは
内科は、下痢や嘔吐、おしっこの色が赤いなど明らかに普通でない状態が急にみられるようになったという場合をはじめ、はっきりした原因はわからないがエサを食べない、いつもよりも元気がないなど飼い主様から見て、体調不良であると思われる多くの疾患を対象としています。また、血液内科の分野もこちらにて扱います。
診察するにあたりましては、まず飼い主様に問診をさせていただき、体調や症状、いつ頃異常がみられたかなどをお聞きします。その際に体温や体重なども計っていきます。五感を使った検査が重要で、人間と同じように心臓の音を聞くほか、脈拍や呼吸に異常がないか、腸運動の様子などもみていきます。このほか触診として、しこりや腫れ、押すなどすることで起きる痛みなどについても調べていきます。動物からは自覚症状の聴取が出来ませんので、
必要な症例については、足りない情報を補うべく各種検査を実施します。血液検査、超音波検査(エコー)やレントゲン、尿検査などは即時に結果を出せるよう院内機器を充実させています。検査後は、飼い主様と検査画像、データを見ながら、原因と考えられる病気や治療方針などについて説明いたします。また、さらなる高度医療機器による検査が必要という場合は、CT検査や外部の検査機関とも連携するなどし、確定診断を行う努力を行っています。
また飼い主様には、病気やケガによるご自宅でのケア方法や注意事項なども丁寧に説明させていただくほか、ちょっとした異変でもすぐに駆けつけやすい雰囲気づくりというのも獣医師や動物看護師、診療助手、受付など全スタッフで共有していますので、遠慮することなく、お気軽にご受診ください。